40代夫婦2人+わんこ1匹で中古マンションをリノベーションして暮らしています。
我が家はリノベーションをするにあたり、下の2点の家具を造作しました。
・キッチンカップボード
・TV台(フロート)
造作家具は部屋に合わせたオリジナルなので、無駄なくスッキリと見せられるし、お部屋全体に統一感が出てとても良い反面、それなりのコストがかかります。
それでもやっぱり造作家具にしたい!と思った理由・出来上がっての感想をこちらでご紹介したいと思います。
造作家具のメリット・デメリット
造作家具とは・・既製家具と違いサイズや素材などを、部屋に合わせて造作する家具の事です。
造作家具にするメリット・デメリットは次のような事が考えられます
メリット
・部屋に合わせたサイズで作るためスペースの有効活用
・用途に合った造りが叶えられる。
・複数の家具で素材・色を揃えて部屋の統一感がとれる。
・造り付けが設置ができるので、耐震面が安心。
デメリット
・既製家具に比べてコストがかかる。
・好みで無くなった時などの買い替えが出来ない。
我が家の場合は
「スペースの有効活用」「統一感」が最大の決め手です。
それと
「この先の生活様式に大きな変化がないであろう事」
「既製家具をセンスよく選べる自信がなかった事」
が決め手となり造作家具を選択しました。
デザイン決めの流れ
まず設計の方に大まかなデザインとサイズを出してもらいます。それをベースに
何を・どのくらいの・どうやって収納するかを考えました。
とにかく全て自分で考えないといけない・・何というプレッシャー!
我が家の希望はこんな感じ
・ゴミ箱設置のスペース(新調するゴミ箱は決まっていました)
・他食器や書類関係の収納
・PC作業ができるようワークスペースを設ける
・ごちゃごちゃするWi-Fiルーター関係をまとめて収めたい
・毎日使うわんこ用グッズをゲージのすぐ横に設ける
素人が手書きの図面を書きながら頑張りました。
↓これがその時の図面です。
なんとか綺麗におさまりそうな図面ができあがりました。
素材決め
図面が決まったあとは、素材選びに入ります。
今回のカップボードには アイカ工業のメラミン化粧板を使用しています。
これはリノベる。さんにご紹介いただいたものです。
この素材の特徴を簡単に言うとこんな感じです。
①耐熱性優れている
②強度がある(傷に強い)
③汚れにくい
④豊富な柄が選べる
キッチン裏に配置するにはとても適しているし、本物の木材へのこだわりはなかったので、我が家はこちらで制作することに。
豊富な種類の中から選べますが、それが逆に悩ましいところ・・
カタログでいくつか候補を選んで、サンプルをたくさん用意してもらいました。
A4の半分ほどの大きさです。
そのあとショールームも行きました!(テンション上がる瞬間です)
ショールームにはほぼすべての柄の大判パネルがあります。
事前に用意してもらった小さなサンプルと見比べると全然印象が変わる事があります。
特に木目調はサンプルがどの部分を切り取っているかにもよります。
さらっとして見えたり、ごつく見えたり様々です。
家具は大きな面で製作されるので、大きなパネルで確認しておくのは重要。
それと、フローリングや壁紙のサンプルがあれば、持って行って合わせてみるのもいいと思います。
ショールームは可能であれば是非行くことをオススメします!
我が家も色々悩んだ末、柄が決定しました。
出来上がってみての感想
部屋に統一感がでて、きれいな仕上がりでとっても満足。
予想よりもはるかにきれいな仕上がりに驚いたくらいです。プロの大工さん凄いです!
収めたいものが綺麗におさまりました。
ただ完璧だったわけではありません。
残念だった点がいくつか・・
①開き扉の把手の位置
開き扉の把手位置が希望図面と最終図面で位置が変わってしまっていた事に気が付きませんでした・・
コチラ側の確認漏れという事になりますかね。
希望当初の図面
最終決定図面
掴むとき腰をかがめる体勢になりますが、我慢しながら使用しています。
これぐらいなら許容かな。
②オープン棚の幅
市販の収納ボックスを入れようと思ったら、100均や某家具屋さんの収納ボックスどれもあと数センチ足らず入いらない・・
ボックスは基本サイズがほぼどこも同じなので、それも見越したサイズにすればよかったです。
ただ、奇跡的ピッタリはまるサイズのボックスに出会えたので、結果オーライです。
③デスク部分は不要だった・・
半年使用してみてのぶっちゃけな感想です。
何か作業する時には、すぐ隣のダイニングテーブルか各自のデスクで作業しちゃってます(笑)
こんなところでしょうか・・
まとめ
我が家はカップボードを造作しましたが、
これまでの、「使い勝手がイマイチ」・「バラバラのデザイン」のモヤモヤが解消されました!
ちょっと残念だった部分はありますが、
「スペースの有効活用」ができて「スッキリとした統一感のある部屋」で生活できているので、とても気に入っています。
造り付けでもあるので、長いお付き合いになることは必須です。
そのあたりに明確なイメージ・希望があるのであれば、取り入れてみるのもアリだと思います。
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